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新しい作家を掘り出したいと思い、ジャケットのきれいさに心奪われて買ったこの一冊。
中身はなかなか微妙なものでした。笑

800円でした。痛手の出費。
いいところを見つけ出そうと努力するも、中々見つかりませんでした。
個人的にはそういう作品。

あらすじを簡単に説明すると、
頭の良さ故に周りの人間と常に距離をおき、常に下に見てしまう高校生の理帆子。
母の死や友達の存在、若くしてなくなってしまった父親の残したものと少し不思議なできごとによって、徐々に変わっていくという話です。

という話を書きたかったというのは理解できるところですが、
『高尚な文章を書いているんだぞ』という意気込みとは裏腹に隙の多すぎる文章、
『少し不思議なできごと』を綺麗に書きたかったのだろうけど、その出来事のアプローチの中途半端さ、
恋愛や人間関係の描き方がイージーすぎる所、(過去に別れた恋人があーだこーだ、母親が癌で亡くなりそうで悲しい、などの話でお涙ちょうだいはもはや流行に限界があるのでは。)
また物語を盛り上げるためだとは言え、不快感の残るだけで何の意味も成さない、むやみに人を傷つける展開など、

全ての点において、「稚拙」だと思わざるを得ないものでした。
この話で映画を作ったら「すごい分かる」と言って食いつく若年層が多いだろうなとは思います。

ただ自分のエゴの範疇を出ない恋愛の描写では心は動かされないし、
頭がおかしいという表現をされている人物を登場させるだけでは何のスリルもありません。

基本的にライトノベルなんですかね?
ライトノベルを否定するわけではないですが、徹底するところは徹底して欲しいという意見です。

まあ全てにおいて中途半端な作品でした。
あまり物事に否定的になるのは好みではないですが、
文庫版にして800円というちょい高い値段と400ページを超える無駄に長い文章によって、ボルテージが上がってしまいました。笑 (無駄な文章を省けば、100ページちょっとにまとまるのではないかと思います。)

という作品です。

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