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アニメで映画化して一部に有名でしたね。
作品を読んでみて、確かにこれは映像化してみたいだろうなと思いました。

SF作品としていいのかは分かりませんが、若干のSF要素を含む作品。
驚きなのはこの作品が世に出たのが1993年ということですね。

少し昔のSF作品を読んでいつも驚きなのは、どうやってあの時代に未来の技術を考えることができたんだろうという所です。
パソコンでいうところのWindows95ですら世に出ていない、インターネットも普及していない時代ですね。
技術を実現する人、想像できる人は偉大だなといつも思います。

と、ここからは作品の話。

ノーベル賞の候補となる研究者の千葉敦子は精神医学研究所に勤めている。彼女には研究者として研究所で働く以外に、「夢探偵」としての顔を持っていた。夢探偵とは精神病患者の夢の中に干渉し、回復に向かわせるというものである。
しかし、他人の深層心理にまで干渉するその行為は倫理的に問題視されており、研究所の院長である島に仕事の依頼をされるまでは彼女自身それを封印していた。
千葉が夢を探る治療を行っている中、千葉の同僚である時田がさらに小型で影響力のある機器を開発し、その機器を巡る争いの中に彼らは巻き込まれていく。

というような話です。

話自体は人間の心理を機械でモニタリングや干渉することのできるような、単純なSF作品だと思っていたら、途中からどちらかというとファンタジーな路線に変わっていきます。
夢にあるような矛盾の賜物が現実世界に具現化する、というような物体のエネルギーなんかを完全に無視した流れになります。笑

終始SFの流れだと想像していたから、ちょっとがっかりでもあり、「そうくるか!」ともなりました。
ただ、夢の描き方はとても魅力的。

夢の話というのは、一般的に言葉に直すとなんとも稚拙になるものですね。
そこには矛盾こそあるものの、意味やオチのようなものはないように感じられます。

しかし精神治療によくあるように、夢をみることがどういう要因からくるものなのかというのが重要になることがよく書き込まれているように感じました。
本人が望んでいることが自分で気づかない程度にカモフラージュされて関連性のないような映像として現れたり、また自分で創造しているはずなのにその世界の中で自分の望むように動くことができなかったり。
そういうものを映像にしたらどうなるんだろうと興味がわきました。

小説の感想としては、夢の描き方というのが圧巻でしたが、
是非アニメの方を見てみたいです。

小説も飽きることなく最後までテンポよく読めたので、とても面白いものだと思います。

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