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「光にメロディがあるの?」
「あるさ。みんな、そのことに気付いていないだけさ。」

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光を演奏する、というフレーズがとても素敵でした。

この作品は、東野圭吾さんの作品の中で一番最初に読んだ作品でした。
東野さんの作品に最初に触れたのがこの作品で良かったな、と今になってつくづく思います。
是非読んで頂きたい作品です。


話は、天才的な色彩力を持った光瑠という少年が、光学という光を使って演奏をするという新しい芸術を作り出すことから始まります。
その光に魅せられて集まってくる少年や少女達。その新たな文化に賛同するものと、反発するもの。
生まれた瞬間から天才、っていう設定はあまり好きじゃないんですが、作品自体が面白かったので、問題ないです。笑


光を演奏するなんていうのは、誰もが考え付きそうに思えるけど、斬新な感覚ですよね。
でも考えてみると、五感を使った芸術として音楽なんかが存在しているんだから、普通?なのかな。


作中で光瑠と父親が光学のステージの裏で話している場面。
『人間の感覚器官で最も進化した部分はどこだと思う?』
『そりゃあ目だろう。』

確かに、と思った。
人間の感覚で最も使われている(と思われている)部分は、視覚だろう。
しかし、それに完全に対応している芸術というものはあるだろうか。

音楽なんかは聴覚を使った動的なものだから、同じように視覚を使ったものもあり得るはずだ。
絵画なんかは静的なものだし、ダンスや演劇なんかも、完全に視覚をサポートしているものとは思えない。
それを考えると、作中の光学は完全に視覚のためだけの芸術だ。


当たり前のようだけど、斬新な発想です。

光の演奏という情景を想像しただけでも幻想的で、とても美しいものに感じました。
最近の東野さん原作の映像作品なんかはあまり好きになれないけど、こういう作品こそ映像化するべきなんじゃないのかな。


あと本屋でこれを買った時を思い出すと、完全にジャケット買いだったなあと。笑
表紙の絵がとても素敵です。虹と星が降り注ぐ街という感じで。

こんないい表紙は中々ないなあ。
と思って、Amazonの商品画像を見てみたら、帯が完全に邪魔ですね。笑


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