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愛する者を奪われるという虞れから嫉妬するのではない。自分が傷つくのが怖いから嫉妬の鎧を着てしまうのであり、つまり嫉妬とは自己愛に他ならない。
もしも愛を永遠に維持させたいと願うなら、人間はまず愛する者に嫉妬をしないことを最初に自身に誓わなければならないだろう。

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以前に読んだ辻仁成さんの短編で、嫉妬に関する見解が興味深いものだったので、見てからにそんな内容の作品を読んでみました。笑

仕事仲間で尊敬できる先輩である人間に恋人を奪われそうになるという恐怖を抱いて、崩壊の道を自ら進んでしまう男の話です。
辻仁成さんのこういった話は読んでいて、本当に歯がゆいです。
普通はこういうアプローチをするだろうという手段を選ばない主人公を見ているといい意味でイライラして、作品を読み進めてしまいます。策略でしょうか。笑

恋愛の話自体を見ていると、何だか安っぽい話という印象を受けてしまいますが、
恋愛というのはどうしてもその域を超えられないものですね。
どれだけ高い意識を持っていても、自分がその中に入ると抗えないものだということは分かります。

そんな中で愛とは何かと問いかけている作品でした。
嫉妬からくるエネルギーの凄さを感じました。また、相手を許容するということも。

最終的になると、やはり「許容」というものが恋愛においての大事な部分であるように思えます。
相手を自分の思うようにしたり、嫉妬したり、そういった上っ面の愛は綺麗に見えますが、それ以上に踏み込むことはできない。
バックグラウンドに社会性なんかがあると、どうにも安っぽくなりますね。

全てを許容できる人間になりたいものです。
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