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自分の心の殻に閉じこもり、社会と交わらないようにと暮らす主人公の透。
家の事情で転校を繰り返すばかりで友達もいない。
家では母親のことを「あんた」と呼び、父親を他人のように見る。

そんな生活の中で彼は「光」という架空の友達を作りだし(非意識的に)、兄弟のような関係の彼と社会を罵りながら生きていた。
そんな彼が社会に嫌でも向き合わうことになり、成長する話。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

読み終わって一言、感想は「なんて無責任な話だ」というものでした。
社会の描き方、社会に対するキャラクターのアクション、それらの感覚を読み手に受け渡すやり方、すべてが無責任に感じました。

作品は、辻仁成さんの処女作です。
と、あとがきに書いてありました。笑

最近読む機会が多かったので、この際一気に読んでしまおうかなと思って買いましたが、正直ちょっと失敗だったかなと感じています。
辻仁成さんの作品は全体的に社会や世界に対してネガティブなものが多いように思えますが、この作品は別格にネガティブです。学生時代のいやなことを全部列挙してみたという感じ。
登場人物の人格やアクションが衝撃的、という風な演出をしたいようにしか思えませんし、文章を読んでみるとそれ自体に悪意しか感じません。

社会批判というだけではないだろうけど、中身はそれ自体を超えていない。
なんとも自分勝手で中途半端です。

学生時代の心の闇と社会の見え方、という風に書いたからこうなったのかも知れないけど、
それにしてもなあ・・。と思ってしまいます。
そういう影の濃い時期だからこそ見えている光なんかもあるわけだし、世の中を批判するのと衝動的な暴力性を見せられても感慨はありません。

という感じですね。ちょっと文句を言いすぎたかな・・。

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